ナショナルデー間近!知っておきたいシンガポール基礎知識&トリビア
今回はいよいよ近づいてきた8月9日のナショナルデーに向けてシンガポールの簡単な基礎知識と、知っておくとシンガポールがグッと身近になるトリビアをご紹介します!
🏛シンガポールの正式名称と建国の歴史

シンガポールの正式名称は『シンガポール共和国』。
1965年にマレーシア連邦から独立し、主権国家として成立し、今年建国60年にあたります。
🌏シンガポールの国土はどれくらい?

シンガポールの面積は約728平方キロメートルで、東京都23区より少し小さいくらいの大きさです。
東の端から西の端まで車での移動も、わずか1時間ほどというコンパクトさ。
小さいながらも「ガーデンシティ」と呼ばれ、街中には緑豊かな公園や街路樹、屋上庭園などがいたるところに見られます。
自然を感じながら都市生活ができるように設計されていて、その景観の美しさや暮らしやすさは、世界からも高く評価されています。
🗣4つの公用語と“シングリッシュ”文化

シンガポールは多国籍国家であるため、公用語は
- 英語
- マレー語
- 中国語
- タミル語
の4つがあります。歴史的背景から国歌や軍隊で使われる号令などはマレー語。
日常会話ではこれらの言葉が混ざり合った「シングリッシュ」というユニークな話し言葉も街中でよく聞かれます。「Did you makan already?(もうごはん食べた?)」のように英語とマレー語を混ぜて使ったり、「Can lah!(いいよ、大丈夫!)」のように文末に“lah”をつけて親しみや強調を表したり。
多言語が自然に共存しているのが、シンガポールならではの面白さです。
👑大統領も首相もいる二重リーダー制

シンガポールには国のトップとして「大統領」と「首相」の両方がいます。
大統領は国の象徴として、外交の場でシンガポールを代表して国賓を迎えたり、海外を訪問したりします。また重要な人事や財政のチェックも担当しています。
一方、首相は政府のリーダーとして法律の提案や国会での議論を主導し、経済、教育、医療などさまざまな分野での意思決定に深く関わります。
実務を担う首相と、国の品格や安定を示す大統領、それぞれがバランスを取りながらシンガポールを支えています。
🌟シンガポール トリビア集!

現大統領夫人は日本人とのハーフ
現シンガポール大統領Tharman Shanmugaratnam氏夫人はお父様が日本人のJane Yumiko Ittogiさん。
シンガポールの公共施設やほぼ全てのローカル学校で、ターマン大統領の肖像画と並んでジェーン夫人の肖像画も見ることができます。
シンガポール育ちで日本語はあまりとのことですが、日本人としてさらにシンガポールに親近感が湧きますよね!
国土の25%が人工的に作られた埋立地!
シンガポールの国土のなんと25%は埋立地!
つまり、もともと海だった場所を人工的に埋め立てて土地を広げているんです。
みなさんがよく知っているチャンギ国際空港や、マリーナベイサンズの豪華なホテルも、実はこの埋立地の上に建てられています。

投票は“義務”!罰則もあり!
日本では最近参議院選挙が行われ、その投票率は58.51%とのことでしたが、こちらシンガポールでは原則国民は全員投票に行くことが法律で義務付けられています。
事前投票はなく、仕事、病気、旅行などで当日投票できない場合は正式な申告が必要で、無断で欠席すると法律で罰せられます。
この5月の総選挙の投票率は92.47%で、それでも過去最低だそう。
投票しないという選択もある日本と比べると、その違いも興味深いですよね。
さいごに
この投稿を読んで、シンガポールをさらに身近に感じていただけたでしょうか?
これから訪れる方も、すでに滞在中の方も、シンガポールでの時間がさらに豊かなものになりますように🇸🇬✨