【SAISオリエンテーション参加リポート】シンガポールのインターナショナルスクール体験記
シンガポールでは、多くのインターナショナルスクールが7〜8月に新学年・新学期をスタートします。
先週、Stamford American International School(SAIS)でも今学期のオリエンテーションが開催され、カルコネスタッフもお客様に同行し、参加しました。
学校生活のプレスタートとも言えるオリエンテーション。
新しい学校に入るお子さまやご家族にとっては楽しみな反面、少し緊張もあるのではないでしょうか。
ご一緒する皆さんから伝わってくるワクワクしたお気持ちに、私自身も毎回、新鮮な気持ちで少しドキドキしながらオリエンテーションに臨んでいます。
今回は、シンガポールのインターナショナルスクールでのオリエンテーションの流れや雰囲気を体験レポートとしてご紹介します。
学校総出で新入生をお出迎え|SAISオリエンテーションの雰囲気
学校見学の時に案内をしてくださったアドミッションのスタッフや先生方、さらにはPTAのボランティアさんなど、学校に関わる多くの皆さんが新入生を歓迎してくれます。
多くの学校では、スタッフがお揃いのTシャツやネームタグを着用しているため、誰が学校関係者か一目で分かる仕組み。
「何をしたらいいの?」
「次はどこへ行けばいい?」
といった不安もすぐに解消でき、困ったときにはすぐにサポートしてもらえるので安心です。
また、日本人の保護者のかたがPTAサポートの一員として参加されていることも多くあります。 皆さん、英語がまだ得意でない新入生にも慣れていらっしゃるので、わからないことがあるときは思い切って声をかけてみましょう!
レセプションって?受付でのスムーズな進め方
SAISのオリエンテーションはまずゲートでセキュリティーチェックを受け、入校証のシールを貼ってもらうところからスタート。その後、レセプション(受付)で学年・名前を確認され、クラスカードや当日資料を受け取ります。
日本人の名前は聞き取りにくい場合があるため、名前をアルファベットで書いたメモを見せるなどすると受付もスムーズに進みます。
気をつけたいのが新入生の多い時期は受付が混雑することも。今回は早めに到着したにもかかわらず受付はすでに長蛇の列。時間には余裕を持って到着されることを強くおすすめします!
全体でのウェルカムセッションからスタート
やっと受付をすませた後は全体でのウェルカムセッションへ。エレベーターも混雑していたため、私たちはやむなく階段で5階へ。会場に入ると、学年ごとに分けられた席が用意されており、開始ギリギリながら私達もすべりこみで無事に着席しました。
セッションでは、校長先生の歓迎メッセージに加え、教頭先生や学年主任など主要スタッフの紹介、学校行事や年間イベントの案内を聞きました。
終了後は担任の先生の案内で各自教室へ移動しクラス活動に移ります。学年が上がると、保護者はホールに残り、子どもたちだけで教室へ移動するスタイルを取る学校もあります。今回はたくさんの人の中で担任の先生を見失わないように気をつけながら、お子様、お母様と一緒に教室に向かいました。
担任の先生の説明でチェックしておきたいポイント
教室に入ると、担任の先生が自己紹介。国籍や経歴、趣味などをシェアしてくださることもあり、先生の人柄を知るきっかけになります。
続いて、学校生活に関する大切な説明がスライドを使って行われました。スライドを使いながら分かりやすく話してくださることが多いですが、英語が聞き取りにくい場合でも、スライドを携帯などで写真に残しておくと後で確認できるので安心です。
特に要チェックの項目は:
・学校初日の持ち物
・初日の服装(ユニフォーム or 体操服)
・欠席・遅刻連絡の方法
・登下校時刻の確認
・時間割について
説明後はQ&Aの時間や個別に質問できる時間も設けられるため、不明点は積極的に確認しておくとよいでしょう。
この日は、子どもたちが簡単なゲームをしている間に担任の先生が各テーブルを回り、保護者と気さくに会話してくださる場面もありました。その後は希望者に学校内のツアーも行われ、先生との距離がさらに縮まる時間になりました。
学校関連の手続き・相談ブース
オリエンテーション当日はホールに複数のブースが設置されており、参加前後に手続きや質問、サービスの申し込みなどをすることができます。私達も担任の先生との学校ツアーもホールで解散となり、その後、会場に準備されている軽食や飲み物をいただきながら、ブースに並びました。
今回SAISで用意されていた主なブースは:
・スクールランチの注文
・保護者用IDカード(ペアレンツパス)の受け取り
・スクールバスの申し込み・相談
・部活動(CCA)の紹介と登録
・PTAの活動紹介 など
アプリを使用した申し込み手続きなどはスタッフが一緒に画面を見ながら丁寧にサポートしてくださるなど、とても親身な対応が印象的でした。
ブースによっては1人あたりの対応に時間がかかることもあるため、あらかじめ一周して各ブースの混み具合を確認したり「何を聞きたいのか」や「どのブースを回るのか」など考えておくとよりスムーズかもしれません。
こうしてブースでの相談もひと通り終え、必要な手続きもひととおり完了。
新学期に向けての準備が整って、いよいよ学校初日へ!となります。
まとめ|シンガポールのインターナショナルスクールでのオリエンテーション体験
以上、Stamford American International School(SAIS)オリエンテーション参加レポートをお届けしました。
初めてのことばかりで緊張する場面もありますが、先生方やスタッフは「新しいご家族を歓迎したい!」という思いで迎えてくれます。積極的に質問したり、同じ新入生の保護者と交流したりしながら、オリエンテーションを楽しんでみてください。
カルコネは、皆さんのシンガポールでのインターナショナルスクール生活をこれからも応援しています!