ホアチョン奨学生とお母様に聞いた、合格までと入学後のこと|カルコネ|教育コラム
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ホアチョン奨学生とお母様に聞いた、合格までと入学後のこと

2026.09.30
ホアチョン奨学生とお母様に聞いた、合格までと入学後のこと

2025年6月入学 Hwa Chong International School 在校生インタビュー

シンガポールのHwa Chong International School(HCIS)には、日本人生徒を対象にした奨学金制度があります。中3(T3編入)から高校卒業までの学費と寮費が全額免除になる制度です。

今回は、2025年3月に東京で奨学金試験を受け、同年6月にHCISへ入学した恵奈さんと、そのお母様にお話を伺いました。学校を選んだ理由、試験と面接の様子、入学後の生活、そしてこれから挑戦する方へのメッセージまで、当日のやりとりをもとにお届けします。

恵奈さんのプロフィール 2025年3月 奨学金試験・面接(東京) 2025年6月末 HCISに入学(寮生活)

恵奈さんのプロフィール 2025年3月 奨学金試験・面接(東京) 2025年6月末 HCISに入学(寮生活)

1. なぜホアチョンを選んだのですか

Q. 他国への留学のチャンスもあったかと思いますが、ホアチョンを選んだ理由を教えてください。

お母様

留学は大学からと考えていて、はじめは高校からの海外留学は視野に入れていませんでした。

ところが、シンガポールの名門インター校でIBを学べる奨学金制度があるとお声がけをいただきました。本人の「チャレンジしてみたい」という気持ちがとても強かったので、親としてはまず、その気持ちをぜひ応援したいと思いました。

恵奈さん

留学には以前から興味がありました。ただ、実際に行くとなると、アメリカやヨーロッパは費用の負担も大きく、距離的にも遠いため、ハードルの高さを感じていました。

そんなときにホアチョンの奨学金制度のお話をいただきました。アジア圏で親しみやすく、学業にしっかり集中できる環境だと感じ、ぜひ挑戦してみたいと思いました。

もともとIBプログラムに強い関心があり、グローバルコミュニケーションを学べる点にも惹かれました。日本での中学生活とは違い、学問だけでなく、人格形成や多国籍の友人との交流を通じて成長できると思ったことも大きな決め手でした。

2. 試験と面接はどうでしたか

Q. 奨学金の獲得から入学までのプロセスについて教えてください。

恵奈さん

試験と面接は、2025年3月に東京で受けました。

試験は思ったより難しく感じました。化学と英語は最後まで解き切ることができましたが、数学(A-Math)は事前に練習していたものの、思うようには解けませんでした。

面接では、リンダ校長先生とマイクさん(入学担当)から、たくさん質問を受けました。

面接で聞かれたこと ・なぜ奨学金を受けたいのか ・将来の夢 ・奨学生として責任を持って学校生活を送る自信はあるか ・自分の強み など

緊張しましたが、事前にカルコネの家庭教師の先生と面接練習をしていたおかげで、落ち着いて答えることができたと思います。

試験のあとは、数学の出来に自信がなかったので、正直、合格できたとは思っていませんでした。ほかの進路も考えていたところに合格の報告を受け、思わず声を上げてしまうほど嬉しかったです。まるで羽が生えて飛んでいくような気持ちでした。

当初は9月からの入学予定でしたが、できるだけ早く学校に慣れたほうがよいということで、6月末から入学することになりました。入学までの間も、カルコネの家庭教師の先生に教わりながら、試験でうまくできなかった部分を補ったり、入学後に学ぶ内容を先取りしたりしていました。

リンダ校長とマイクさん

リンダ校長とマイクさん

3. 入学前、学校とのやりとりで印象に残っていること

Q. 入学までの間などに、ホアチョンの学校関係者とのやりとりで特に印象に残っている出来事や言葉はありますか。

お母様

合格後、学校のご担当者お二人が、親の私とも一緒に面談する時間を設けてくださったことが、とても印象に残っています。

15歳の娘を一人で留学させるという大きな決断に、入学前はやはり心配がありました。そんなとき、ご担当の方がこうおっしゃってくださいました。

「お母さん、どうか安心してください。私はこれまで、ホアチョンから巣立っていく多くの生徒たちを見送ってきました。親御さんが驚くほどの、素晴らしい変化と成長を遂げて卒業していきます。恵奈さんも必ず、ホアチョンでの学びと経験を通して大きく成長されるはずです」

恵奈がここで成長できると信じて受け入れてくださっていることが伝わり、「この学校なら安心して娘を任せられる」と心から納得できました。それが何より嬉しく、大変なことも乗り越えていけると感じました。ホアチョンにご縁をいただけて、本当によかったと改めて思いました。

恵奈さん

面接で「奨学生としての責任と覚悟」について何度も確認されたので、入学してしばらくは、マイクさんに少し緊張していました。

入学して少し経ったころ、マイクさんが声をかけてくださいました。入学前から希望していたディベート部は定員いっぱいで入れなかったので、スポーツの部活に挑戦してみるつもりだと話しました。すると「Enaがやりたいなら!」と、マイクさんから部に声をかけてくださり、入部が叶いました。

この経験から、思ったことや悩んだことを相談しやすい環境があること、一人ぼっちではないことを感じられ、とても安心できました。

4. 入学して数か月、学校生活はどうですか

Q. 実際に学校に通い始めて数か月が経ちますが、学校生活はいかがですか。

恵奈さん

友達について 入学当初は、友達ができるか心配でした。3学期からの編入は自分一人だけだったので、不安もありました。

でも、バディ制度があり、クラスメイトが学校生活に慣れるまで一緒に過ごしてくれました。授業のスケジュールや課題の内容、学校での過ごし方などをサポートしてくれたおかげで、安心できました。今ではその友達を含めた3人組で仲良く過ごしていて、授業が早く終わった日には一緒に出かけたりもしています。

勉強について 定期試験は少しハードですが、先生方が個別にカウンセリングをしてくださったり、過去問を用意してくれたりと、手厚くサポートしてくれます。

部活動について スカイダイビング、乗馬、新体操など、さまざまな活動があり、いろいろ挑戦してみたいです。

寮生活について 寮は快適で、個室で設備も整っています。イベントも頻繁にあり、最近では男子バスケットボールの決勝戦を見に行ったり、カルチャーデーや文化祭などにも参加したりしています。シンガポールの文化的な催しや、インターナショナルスクールらしい催しがあり、多国籍の友達と交流できるのも楽しいです。

英語の環境について 生徒は7割ほどがシンガポーリアンで、タイ人、中国人、韓国人などもいます。帰国子女のシンガポーリアンが多いので、きれいな英語を話す生徒も多いです。ときにはシングリッシュを耳にすることもありますが、いろいろな英語に触れられるよい機会になっています。

ずらりと並ぶ各先生のポスト(宿題の提出や相談などもできる)

ずらりと並ぶ各先生のポスト(宿題の提出や相談などもできる)

寮は明るく清潔。机も1人一つ用意されている。

寮は明るく清潔。机も1人一つ用意されている。

5. カルコネのサポートで役に立ったこと

Q. カルコネに相談したきっかけや印象、入学までのサポートの中で特に役に立った点を教えてください。

お母様

きっかけは、塾の先生から「シンガポールでIB奨学生として学べるプログラムがある」と教えていただいたことでした。

最初のオンラインミーティングでは、塾の先生の立ち会いのもと、カルコネの担当者が学校の特徴や受験の流れをとても丁寧に説明してくださいました。それまでホアチョンのことはほとんど知らなかったのですが、お話を伺ううちに学校の雰囲気や学びのイメージがはっきりつかめ、「ここで挑戦させたい」という気持ちが強くなりました。

受験に向けては、何を準備したらよいのかわからない状態だった私たちに、順序立ててわかりやすくアドバイスしてくださったことがとても助かりました。恵奈に合う家庭教師の先生を紹介していただけたことも大きかったです。面談では「こんな準備をするとよい」と具体的に一緒に考えてくださり、対策もはっきり示していただきました。

合格後も、ガーディアンさんのご紹介や、入学までの学校とのやりとりなど、細かな部分まで安心してお任せできました。わからないことが多く、メールで何度も質問してしまいましたが、そのたびに丁寧に対応していただき、不安なく準備を進めることができました。

6. これからホアチョンを目指す方へ

Q. ホアチョンの奨学金受験や進学を目指しているご家庭に向けて、アドバイスやメッセージをお願いします。

お母様

ホアチョンを目指すにあたっては、本人の意志と努力が何より大切だと感じました。

我が家の場合、準備期間は限られていましたが、「挑戦したい」という気持ちを恵奈自身が強く持っていたことで、限られた時間の中でも集中して取り組むことができたと思います。親としては、体調管理とカルコネの方々とのやりとりを丁寧に行うことくらいしかできませんでしたが、恵奈に合う先生をご紹介いただき、適切な指導とサポートを受けられたことが大変助かりました。

そして、ホアチョンは未成年の留学先として、本当に安心できる環境だと感じています。

シンガポールは日本から近く、文化的にも親しみやすく、衛生面や治安もよいため、親として不安なく送り出すことができました。また、半分ローカル校に近い落ち着いた校風で、勉強にしっかり向き合える雰囲気があるのも魅力です。

寮もとても安心できます。セキュリティの高さやスタディータイムの仕組み、充実した施設など、日本ではなかなか得られない環境が整っています。日本人が少ない点も、本人の成長によい刺激になっているようです。

こうしたことから、ホアチョンは中高生の留学先として“Best of the Best”と、自信を持っておすすめできる学校です。

恵奈さん

奨学金の受験では、試験はもちろんですが、面接で「自分らしさ」を出すことがとても大事だと感じています。強みや弱み、ホアチョンでどう成長したいかを、自分の言葉でしっかり伝えること。無理に自分を飾ろうとせず、自然体で臨むことが大切だと思います。

実際に入学してみて、ホアチョンは本当に魅力的な学校だと感じています。

いわゆる海外インターとは少し違い、ローカル文化もしっかり体験できる「ローカルインター」という感じがとても好きです。毎朝の国歌斉唱、体育祭、ホアチョン・インスティテューション(ローカル校)や近隣の学校の生徒との交流など、「シンガポールの学校にいる」と感じられる機会がたくさんあります。ローカルの友達が教えてくれる穴場スポットなど、日常の中での発見もたくさんあります。

日本人が少ないので、英語を使わないと生活できない環境なのもよい刺激です。「日本代表として話をしているような気持ち」になることもあります。ここでは、可能性がどんどん広がっていくと感じています。

将来的には、アメリカやイギリスの大学、アイビーリーグなども視野に入れていて、ゆくゆくは国連や外交に関わる仕事、ポリティカルサイエンスの分野で活躍したいと考えています。ホアチョンでの学びは、その夢に向けた第一歩になると思います。

奨学金に挑戦される方、入学を目指される皆さん、まずは自分の夢を実現するための一歩として、試験にチャレンジしてみてください。私も在校生として、心から応援しています!

広大な敷地の中に緑あふれるキャンパスが広がる

広大な敷地の中に緑あふれるキャンパスが広がる

編集後記

恵奈さんのお話で印象的だったのは、試験の出来に自信がなくても、面接で自分の言葉を伝えたことが合格につながった点です。奨学金試験は学力だけでなく、「なぜ挑戦したいのか」を自分の言葉で話せるかどうかも見られています。

2027年の奨学金試験は、3月22日(月・休)に東京で実施予定です。

カルチャーコネクションでは、学校の説明から試験対策、面接練習、合格後のガーディアン手配まで、ご家族と一緒に準備を進めています。奨学金の詳細や個別相談は、特設ページからどうぞ。