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学校見学レポート UWC South East Asia (Dover Campus)

2026.07.02
学校見学レポート UWC South East Asia (Dover Campus)

シンガポールを代表するインターナショナルスクールの一つ、UWC South East Asia(UWCSEA)Doverキャンパスへ行ってきました!

UWC South East Asia (Dover) とは?

UWC South East Asia は、世界各地に展開する国際教育ネットワーク「UWC(United World Colleges)」の一員として、長年シンガポールの国際教育を牽引してきた名門校です。「UWCSEA」の愛称で親しまれ、シンガポール国内にDover(ドーバー)とEast(イースト)の2つのキャンパスがあります。今回おじゃましたのは、歴史あるDoverキャンパスです。

実は今回レポートをお届けする弊社スタッフ、自身の子どもをこのUWCSEAで卒業まで見送った“卒業生ママ”でもあるんです。お仕事としてはもちろん、一人の保護者として長年この学校に通ってきた立場から、パンフレットには載らないリアルなところも交えてお伝えしていきますね。

UWCSEAは幼稚園から高校卒業までの一貫校で、多国籍・多文化の生徒たちが集う、とても国際色豊かな学校です。「教育を通じて人と国と文化を結び、平和で持続可能な未来をつくる」というUWCの理念が、日々の学校生活のあちこちに息づいています。

いざ、キャンパスへ ―― 開放感がすごい!

この日案内してくださったのは、UWCSEAのAdmission(入学広報)オフィスの方。にこやかに出迎えてくださり、さっそくキャンパスツアーのスタートです。

門をくぐると、ご一緒したご家庭から思わず「わあ、広い……!」と声が。そう、UWCSEAはとにかく開放感がすごいんです。ゆったりと配置された校舎の間には緑や光がたっぷり。窮屈なところがまるでなく、「毎日ここに通えたら気持ちいいでしょうね」と、皆さん子どもの立場になってつい想像がふくらむようでした。何度も訪れている私でも、あの伸びやかな空気は毎回いいなあと感じます。

歩いていくと、あちこちにカフェテリアが。「え、ここにも?」と驚かれる方も多いのですが、さすが大規模校、複数のカフェテリアが点在しています。生徒たちが思い思いにくつろげる場所が校内のいたるところに用意されていて、これも開放的な雰囲気を支えているポイントです。

アカデミックだけじゃない、活発な子どもたち

UWCSEAは、勉強だけでなく、スポーツ・芸術・課外活動・社会奉仕まで、とにかくいろいろな活動を大切にしている学校。それを物語るように、キャンパスを歩いていると、いきいきと過ごす子どもたちの姿があちこちに。休み時間には、元気にボール遊びに夢中な子どもたちの声が響いていて、こちらまで楽しくなってきます。

「学ぶ」と「活動する」のバランスが自然にとれていて、子どもたちが心から学校生活を楽しんでいるのが伝わってきます。勉強だけに偏らず、一人ひとりが好きなことや得意なことを思いきり伸ばせる ―― この活気の源は、きっとそこにあるのだと思います。

大規模校であるということ ―― 長所と短所

キャンパスを歩きながら、あらためて感じたことがあります。UWCSEAの長所も短所も、その「大規模校である」という点(全校生徒はおよそ3,000名!)に集約されるのではないか、ということです。

まず長所は、なんといってもその充実ぶり。施設が整っているのはもちろん、カウンセラーや保健室もしっかり完備。先生やスタッフの数も多く、高校の選択授業はバラエティ豊かで、放課後のアクティビティも数えきれないほど。スポーツで賞を取る生徒も珍しくなく、「打ち込めるものがきっと見つかる」環境です。

一方で、大規模だからこその面も。イベントやスポーツは参加が選抜式になることも多く、学年が上がるにつれて、自分から手を挙げてリーダーシップを発揮する姿勢が求められるようになります。このあたりは、お子さまによって向き・不向きが分かれるかもしれません。

規模の大きさは魅力であると同時に、お子さまの性格との相性を見極めるうえで大事なポイントでもあります。だからこそ、ぜひ一度足を運んで、学校の空気を肌で感じてみてほしいなと思います。

豊富な日本語学習環境

日本人のご家庭にうれしいのが、UWCSEA Doverの充実した日本語学習環境です。

高校のIBディプロマプログラム(IBDP)では、日本語A・日本語Bの両方が用意されていて、母語としての日本語をしっかり伸ばしていけます。日本の大学進学や、将来の日本語力の維持を考えているご家庭には、これは大きな安心材料ですね。

さらに、放課後のホームランゲージプログラムなども充実。授業の中でも外でも、日本語を継続して育める体制が整っています。海外にいながら母語も大切にしたい ―― そんなご家庭の願いに、丁寧に応えてくれる学校です。

2032年、テンガキャンパスへの移転

最後に、進学を検討されるご家庭にぜひ知っておいていただきたい大切な情報を。

Doverキャンパスは、2032年にテンガ(Tengah)キャンパスへの移転が予定されています。これに伴い、2026年にGrade 6以下で入学したお子さまは、新しいテンガキャンパスで卒業を迎えることになります。

長い目でお子さまの学校生活を考えるうえで、この移転計画は見学時にぜひ確認しておきたいポイント。弊社でも最新情報をもとに、ご家庭ごとの状況に合わせてアドバイスさせていただきますので、どうぞお気軽にご相談ください。

学校選びは、お子様やご家族にとって大切なプロセスです。信頼できる情報の発信に、これからも努めてまいります。