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学校見学レポート Singapore American School (SAS)

2026.06.12
学校見学レポート Singapore American School (SAS)

シンガポールインター校御三家の一つ、シンガポールアメリカンスクール(SAS)の学校見学に同行しました!

シンガポールアメリカンスクール(SAS)とは?

シンガポールで「SAS」の愛称でも親しまれている Singapore American School は、長年にわたりアメリカ国籍の家庭を主な対象として運営されてきた、シンガポールを代表するアメリカンスクールです。もともとは、海外赴任中のアメリカ人家庭の子どもたちの教育を目的とした、いわゆる海外の「アメスク」として発展してきました。

現在でもアメリカ国籍保持者への優先枠は残されていますが、近年はアメリカ人以外の生徒も幅広く受け入れており、非常に国際色豊かなインターナショナルスクールとなっています。現在は70カ国以上(※二重国籍を含む)にルーツを持つ生徒たちが在籍しており、生徒構成はおおよそ「半数がアメリカ人、半数がその他の国籍」というバランスです。

キャンパスはシンガポール北部のウッドランズ地区に位置し、広大な敷地内に複数の校舎を備えています。幼稚園から高校までの一貫教育を提供しており、充実した施設環境の中で、多様なバックグラウンドを持つ生徒たちが学んでいます。

ウッドランズの学校近辺はハロウィーンの時期になると、飾りつけがかなり盛んで、trick or treat! の遊びも本格的だとか。都心から少し遠めであることもあり、学校から自転車で通うような距離感でお住まいを探されるSASファミリーも少なくないようです。

スクールツアー

スクールツアーでは、長年 Singapore American School にお子さまを通わせてこられた保護者の方が案内役を務めてくださいます。

弊社がこれまで複数回ツアーに同行させていただいた際も、毎回同じ保護者の方が担当してくださり、「また会ったわね!元気?」と気さくに声をかけてくださるのが印象的でした。

幼稚園から高校卒業までを実際に経験された“先輩ママ”ならではの視点で案内してくださるため、単なる施設紹介にとどまらず、学校生活のリアルな様子や、SASならではの魅力が生き生きと伝わってくるツアーです。学校の雰囲気やコミュニティの温かさまで感じられる内容となっています。

設備面はまさに圧巻。広大なキャンパスには充実したスポーツ施設や専門設備が整っており、なかでもインターナショナルスクールとしてはシンガポール唯一ともいわれる本格的な野球場は、アメリカンスクールらしさを象徴する存在です。生徒たちは日々、スポーツや課外活動にも積極的に参加し、非常に活気ある学校生活を送っています。

また、幼稚園・小学校・中学校・高校それぞれが独立した校舎と施設を持つ、まさに“学園都市”のような大規模校でもあります。全校生徒数は4,000名を超え、多様なバックグラウンドを持つ子どもたちが広々とした環境の中で学んでいます。

特に小学校は新校舎が完成したばかりで、最新設備を備えた先進的な学習環境も大きな魅力のひとつです。

 

学業だけではない自由な選択肢

Singapore American School はアメリカ式カリキュラムを採用しているため、高校ではAdvanced Placement(AP)科目を履修することができます。提供されているAP科目は20以上と非常に幅広く、生徒たちは自分の興味関心や将来の進路に合わせて、「どのAPを履修するか」「どれくらい履修するか」、あるいは「あえて履修しないか」を主体的に選択していきます。

ツアーを案内してくださった保護者の方によると、かつてお子さんのお友達だった日本人生徒の中には、野球に情熱を注ぎながら日本の大学進学を目指していた生徒さんもいたそうです。その生徒さんは、あえてAPを取らず、高校生活の最後まで競技に集中していたとのことでした。

このエピソードからも分かるように、SASは単にアカデミックな成果だけを追求するのではなく、生徒一人ひとりの目標や個性に合わせた柔軟な教育を大切にしています。大学進学、スポーツ、芸術、課外活動など、それぞれの「目指す道」を尊重しながらサポートする、バランスの取れた学校づくりが特徴です。

とはいえ、学力面も非常に高い水準を維持しています。シンガポールという教育熱の高い環境も背景にあり、アメリカの標準学力テスト「MAPテスト」では、平均して97パーセンタイル前後という非常に優秀な結果を継続的に記録しているそうです。その高いアカデミックレベルは、世界各国の大学への進学実績にもつながっています。

シンガポールの中のアメリカ

Singapore American School のキャンパスに一歩足を踏み入れると、まるでアメリカに来たかのような空気感を感じます。オープンでフレンドリーな雰囲気があり、まさに“アメスクらしさ”を体感できる学校です。

保護者コミュニティも非常に活発で、多くの保護者の方が学校行事やイベントにボランティアとして関わりながら、温かく結びつきの強いコミュニティを築いています。学校全体に「みんなで子どもたちを育てる」という空気感があるのも、SASの魅力のひとつです。

以前は英語サポート体制がほとんどなく、「英語が流暢であること」が事実上の入学条件とも言われていましたが、近年は英語サポートクラスも整備され、以前に比べると入学への門戸は少し広がってきています。

ただ、出願費用は比較的高額です。出願前には必ず学校見学を行い、ご家庭との相性や現在の空き状況を確認されることをおすすめします。(学費も最も高額なレンジに入りますが、その設備とお子様に与えられる機会を知ると、納得感のある学費ということができるかもしれません。)

弊社でも Singapore American School の出願サポートを行っておりますので、ご興味のある方はぜひお気軽にご相談ください。

今回、学校見学に同行させていただいたご家庭の中でも、実際にご出願まで進まれたお子さまたちは、皆さま無事に合格をいただくことができました。学校との相性や事前準備の大切さを改めて感じる結果となりました。

シンガポールアメリカンスクールは契約校ではないことから、お写真などは無断掲載となるため、あえて載せておりません。学校の様子はホームページからご確認いただけますので、ぜひご確認を!

学校選びはお子様、ご家族にとって重要なプロセスです。信頼できる情報の発信に今後も務めてまいります。